森ノ醸造所がある北海道蘭越町は、
山と水と森の町。
アイヌ語の「ランコ・ウシ(桂の木の多いところ)」
に由来する。
ニセコ山系の一角に位置し、
チセヌプリ、羊蹄山といった山々が周囲を囲む。
山々に降り積もった雪は、
時間をかけて伏流水となり、
尻別川を経て日本海へと注がれる。
その清らかな水が、
米どころ蘭越の「ななつぼし」を育んできた。
森ノ醸造所は、
この水と米に根差した酒造りを行う。
その酒とはSparkling Sake――
単なる発泡した日本酒ではなく、
新しい価値を生み出す挑戦でもある。
酒蔵が建つのは、
樹齢50〜60年の木々が茂る3.6ヘクタールの森。
この森との出会が、酒造りの方向性を定めた。
日々、この場所に暮らし、
刻一刻と移り変わる
自然の表情に目を向けること。
そのすべてが、
醸造家のインスピレーションの源になっている。
自然に向き合うことは、
自分に正直に生きることだ。
そのために酒蔵の建設では、
木のプロフェッショナル、建築家、
木工クラフトマンたちとともに、
森のかたちをそのまま残すことを大切にした。
太い木は切らずに残し、
寿命が近い木を選んで伐採。
重機を使わず、馬によって木を運び出す、
昔ながらの馬搬を行った。
切り出した木は、内装材や家具へと姿を変え、
ふたたび森の一部として生きている。
森ノ醸造所が目指すのは、
酒をつくることだけではない。
酒造りを持続的に続けられる風土を
未来へつなぐこと。
この森から始まる物語が、
次の世代の誰かの行動の種になることを願って。
蘭越の大地で生まれた――雪、火、海、森。
米と米麹、醸造家の思想と技術が織りなすSparkling Sake。
五感をゆさぶる、未知の日本酒の世界がここにある。
醸造所内ショップ
窓の向こうに広がる森を眺めながら、Sparkling Sakeの世界を味わう。ショップには、醸造所建設にともない伐採が必要となった木々や、森で役割を終えた材が、カウンターや器として新たな命を宿している。「森ノ環」は、森と人がめぐり合い、穏やかな時間がひらいていく“環”を育む場。蘭越の大地で育まれた農産物や手仕事が集い、この土地から始まる物語が、ゆっくりと紡がれていく。
048-1311
北海道磯谷郡蘭越町吉国7-8
080-1986-6048
contact@morino-brewery.jp
Shop
営業時間: 10:00-15:00
定休日: 水曜日